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2007年01月09日

TOPICS

見込み客の不安や疑問を解消!

強力な後押しが売上に繋がる!

営業ツール映像パック「兼愛交利」始めました!

toolimg

貴社の商品、サービスをご利用中のお客様の事例を通じて、見込み客が知りたい情報を映像で伝える営業ツールです。
お客様の状況、選んだ理由、効果、感想などをレポート、貴社の見込み客の決断を強力に後押し、申し込み・成約に導きます。
見込み客の購入や売上拡大も大切ですが、既存客の選択が見込み客の利益になるよう、貴社と既存顧客そして見込み顧客が貴社の商品やサービスを核に

「広い愛で利益を与え合いましょう」「良い繋がりを広げましょう」というご提案です。(詳しくはこちらから

 

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企業の映像制作

企業の皆さまが効果的に映像をつくって発信、活用するヒントとなるよう、制作事例から得た感想を個別具体名称を除いて公開しています。以下よりクリックしてください。

海外ロケで注意すること

撮影スタジオ探し

グローバルで使い易い映像

イベント用映像制作

妥当な制作費とは

再生環境が大切

映像の組み立て

映像が果す役割

法人向け営業ツールその1その2

DVDかWMV CDか

シンプルな目的設定

重宝する映像

分かりやすさの試験

限られた予算で良いものを

記憶に残し効果を上げる

企画競合

MA・整音のこと

変化する依頼内容

ハイブリッドDVDという選択

不可避な音声

ナレーションを使わない

 

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ちょっとした課題解決

映像制作からちょっと外れるけれど、小技や手法についてご紹介しています。

以下よりクリックしてください。

チャプター機能

コストダウン

ローコストへの対応

ナレーション録音

 

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2007年01月10日

企業の映像制作「第1回 妥当な制作費とは」

第1回 妥当な制作費とは

企業のご担当者向けに制作者側から知っておいていただきたい、
或いは企業側が気になりつつも あやふやな情報にとどまっている、
と思うことをご紹介していきます。

今回は費用、映像制作費って一体いくら位が妥当なのか、について。

用途や制作規模により本当にまちまちです。
また幾ら以上でないといけないというものでもありません(数万円では無理ですが)。
その事が一層分かりにくくしていると思いますが、逆に条件 付けが一切無いのに「○○万円ポッキリで制作!」というのも要注意です。

はっきり言います。
制作に関わる人間が携わる時間分の生活費はどうしたってかかりますし、 使われる放送用機材やスペースの費用はお高いです。
効果的な制作費にしようとする場合に必要 なことは、映像にする内容を吟味し、手段としてピンポイントで目的を果たすことだと思います。

例えば一番割高になるケースはものすごくおおざっぱに、何でもかんでも映像化する場合です。
目的が絞られていないと、手段としての映像もあやふやな内容にならざるを得ません。
あれもこ れもでは幕の内弁当のように総花的になり、結果高いものになっていきます。
こういう場合出来 上がったものは往々にして「何を言いたいのかよく分からない」という評価になります。

効果的なのは、

  1. 目的がはっきりと絞られている
  2. そのための表現方法を内容面と金額面両方で良 く吟味する
  3. 準備(目的と手段:表現方法検討)段階で十分な検討を重ねる
  4. 映像以外の手段 (例えばPC資料による説明)を組み合わせる
  5. 映像の役割を絞る、映像でしか出来ないことに とどめる

といった点検をすることです。(後述するようにこれがなかなか出来ないことが多く、 コストアップになる場合が多々あります。)

映像は、シナリオ、撮影、出演、ナレーション、音楽、テロップやフリップ、CG等で表現 (演出)していきます。
これらもその目的に応じて「今回はナレーション重視で」や「出演者 メインで」というような演出のメリハリ、特徴付けが行われます。

その際にP(プロデューサー :責任者)が予算と目的に叶った組み立てをし、極力条件内に収めようとします。これが準備(目的と手段:表現方法検討)段階で重要な部分になります。
この際難しいのは「上がり(完成)が想像できるかどうか」です。
制作側は企画書(シナリオ) 上にある文字を映像化、イメージしていますが、発注側(企業)は殆どイメージが出来ない (例外はあります)ことです。

要は「どんな感じ・全体感」になるのかが見えないので、企画 (シナリオ)の善し悪しの判断を下せず、保険をかける(社内からクレームが出ないようにする) 内容が追加されることがあります。(プロではないので当然と言えば当然ですが)
前述した 「なかなか出来ない」というのが内容の絞り込み=制作費の絞り込みなんです。


長くなりましたが、今回のテーマ「映像制作費って一体いくら位が妥当なのか」の具体的金額の 提示は出来ませんでしたが、ポイントは幾らかでもご理解いただけたでしょうか。

あなた(の企業) が提示可能な金額で、内容の絞り込みを十分検討した内容ならば、それが妥当な金額と言えると思 います。
制作費は近年より厳しくなっています。厳しい条件の中でも何とかはまるように内容を絞り込むの には、高いスキルが必要です。
ローコストで制作をする場合には特に細心の注意を注ぐようにして います。

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2007年01月25日

企業の映像制作「第2回 再生環境」

第2回 再生環境

映像を取り巻く環境の変化が著しいですね。

そこで皆さまに知っておいて戴きたい事を制作者の立場からお伝えしていきます。

その2として今回は「映像の再生環境」についてご紹介します。

制作した映像を再生する場合、企業ではDVDにしてPCで再生する場合が多いと思います。
それも殆どの企業様で、Windows PCでの再生が一般的です。
しかし、DVDの再生 (正確にはWindows PCで再生)には、ちょっとした問題があります。

  • あまり奇麗では無い
  • 画面を拡大すると粗れ方がひどい
  • スムースな再生が出来ない

というご経験はありませんか。

せっかくお金をかけてつくったものが綺麗に再生されないのはとても残念であり、 お客さまにとっては納品されたメディアが全てであり、見過ごせない問題です。

私たちはこのアウトプットを重要視してきました。
企業の映像制作では、再生環境や 使われる条件が異なるため、ひとつひとつ異なる条件に適した制作であることがとても 大切だと思います。

DVD Video Playerで再生、テレビモニターで視聴する場合とPCで再生する場合では 見え方が異なります。テレビでは走査線の数など、様々な基準が決まっているので、 再生は一定の基準になりますが、PCはサイズが可変で色の再現性、スムースさなど 再生状態が一定ではありません。
Windows PCに入っているDVD Playerとの相性もある ようですが、分かりにくくしているのがPCの中身です。CPUや映像処理をする機能が様々 ということです。

「DVDなんだから綺麗」という先入観があるようですが、最近『?』が出てきたように思います。

企業で使われる仕事用のPCでDVDは再生可能だが最適ではない、というのが私の考えです。
ですのでDVD VideoとWMV ( Windows Media Video ) 、2つのファイルを収容した ハイブリッドDVDというご提案をするようにしています。

WMVというとインターネットの ストリーミング用ファイルというイメージがありますが、ストリーミング用とは逆にサイズを 大きく、ビットレートを高く、画質優先でコーディックします。
Win PCでは少なくともDVDと同等、綺麗に再生できる場合が殆どです。

15分の4:3 SDの映像の場合、DVDの容量は約770MB、WMVは約400MBでした。 WMVだけならCD-Rに入ってしまう容量です。


今回の結論:
「つくった映像をやみくもにDVDにするのは要注意!」
「使用条件をよく吟味してメディア(アウトプット)を決めましょう!」

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2007年02月01日

ウェブサイト・リニューアル!(記事の見方)

Movable Typeを導入、ウェブサイトをウェブログでリニューアルしました。
  • 映像を取り巻く環境が激変する中、新しいサービスのご提案をしたり、
  • お役に立てる情報発信の更新性を高めると共に
  • ご意見やご質問などを投稿して戴ける場を設ける事で、企業における効果的な映像制作のためのヒントや経験が私たちと皆様で共有しあえる
そんな思いからのリニューアルです。
まだまだ未熟な点ばかりですが、どうぞよろしくお願いいたします。
掲載記事について
記事が増えるとともに「HOME」で掲載しきれなくなってきました。
「制作者ノート」に全ての記事が紹介されていますのでそちらも御覧戴ければ幸いです。


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2007年02月10日

企業の映像制作「第3回 映像の組み立て」

第3回 映像の組み立て 〜映像化で注意すること〜

今回は構成案をつくる際に注意している事について。
制作する内容はその用途や条件によりまちまちですので、いつも心掛けている原則的な考え方や進め方についてご紹介します。

1、構成要素
まず制作する目的を達成するために最大の効果を発揮できる手段として、映像の力を活かせる組み立て方〜軸は何か、必要な要素は何か〜を考えます。

その時に必ず想像するようにしている事があります。
それは視聴対象者がどう感じるのかを想像する事です。
業種や職種、性、年齢、新規客か既存客か、商品知識の有無、 などの条件に沿って視聴対象者になりきるようにします。
映像で紹介される商品やサービスを使う方の立場になって、自分で想定した映像イメージ(ないし
はストーリー)を違う自分(視聴対象者)がどう感じるのかをイメージ
します。
映像イメージ(ないしはストーリー)が浮かばない場合には、使う方の立場 から知りたい事を考えていきます。

そうは言っても特殊な対象の場合には思い浮かばない事もまちまちです。
その時はどうするのかと言いますと・・・本を読むかネットで調べます。
その世界の仕事とか携 わっている仕事で何を考えているのか、どんな日常なのか、などが書かれた本を読み、情報を探します。
これは結構有効です。(しかし、子供にだけはなりきれませんね)

当然一般的かつ表層的なものなので「なりきる」という言い方はオーバーかもしれません。
しかし、こういうアプローチを始めてからは大きく外した事はありません。
(稀に参考にした情報に偏りがあって、過剰な思考をしてしまう危険性はありました)


2、流れ

次にどういう映像の流れに置くのかを大まかに決めていきます。
映像の流れに置くというのは、展開するベースを何にするかです。
ナレーション進行 か、進行役(実写顔出し、CGキャラクターなど)を置くのか、それともそのどちらでもないか、どちらもか。
ここは次の要素との兼ね合いで調整していきます。
またこの辺りから最近注意しているが、再生環境です。
再生環境に相応しくない要素はこの辺りで除くようにします。
あとあと齟齬をきたさないためにも大切だと思います。
(再生環境については 企業の映像制作「第2回 再生環境」をご参照下さい)


3、条件内で設定

そして以下の点を条件の中で設定していきます。

  1. 撮影日数や撮影場所の大まかな条件
  2. イメージCGやフリップ類などのつくりもの
  3. 出演
  4. 演出がらみの特殊要素:音楽を全面に打ち出す、特殊なスタジオ撮影が欠かせないなど


4、点検

最後に映像で表現するのに一番良いオプションになっているのかを見直します。
一番良いオプションというのは、映像的に弱くないか、という事です。
企業映像の場合、どうしても説明をするために映像的には厳しい要素が出てくるため、他の方法を採れないか発注先様とご相談します。(これを真っ先に行う場合もありますが)
この時、最初の「視聴対象者がどう感じるのか」と併せて以下の要素から再点検しま す。

  • 訴求内容:訴求したい点がぶれていないか
  • 使う状況:集合か個別か、強制力の有無、プッシュかプルか(視聴請求の有無)
  • 再生方法:DVD Video playerとTV monitor、PC、Web-site
  • 役割範囲:映像がカバーする始点と終点(=責任範囲)
  • 棲み分け:紙、イベントなど他手段、PCによる説明
  • 更新頻度:変更の有無とその時期目安・頻度
  • 使用期間:いつまで使うものか これらは構成案をつくる前提条件になっており、変更もありが
    ちなため注意する必要 があります


以上大まかなところをご紹介しました。
企業の映像ツール制作で参考にしていただければ幸いです。

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2007年02月19日

企業の映像制作「第4回 映像が果たす役割」

第4回 映像が果たす役割 〜最近の傾向〜

今回は「企業の映像が果たす役割、最近の傾向」について。

映像が果たす役割では「理解される」に加えて、「共感を得る」「行動を促す」という役割が増していると思います。

印刷物やパワーポイントでは機能や概要といった特徴説明は得意ですが、対象者の心に訴求する事は容易くありません。
視聴対象者にすれば機能や概要が理解できても感情を刺激されない情報には、説得力に欠けるという印象が残ります。

感情を刺激する、説得力があるものというのは、概念や想いに対して、又は経験に対して共感を持ってもらう事です。
概念や想いは抽象的であり表現しづらいものであり、経験を表現するのも心象風景を想起させる(経験を分かりやすく伝え、共有する)のは困難という面があります。

これらを映像で表現する事で、伝えにくい内容を伝え「理解を促し」「共感を得」「行動を促す」という事例が増していると感じます。


メイクスで最近制作したものから例を挙げてみました。

  • 住み良いまちにしたいとの想いを地権者から住民に伝え、環境への配慮を促す
  • CSRへの理解と自分達(職場単位)の行うべきCSRとは何かを考え行動を促す
  • 部署の垣根を無くし、多様な職務の相互理解と業務本来の目的を再認識させる
  • 製品開発プロセスを敢えてユーザーに明らかにし顧客志向を開示、共感を得る


今を表すキーワードとして「カスタマイズ」「自分らしくある」が挙げられます。

一人ひとりの志向に向き合うには、機能や特徴といった無機質なものではなく、企業の心根というようなもの・思いが伝わることが必要になっています。


映像は印刷物等に対して、リッチメディアといわれます。
映像にしかできない事をきちんと選択してその役割を明確にする事が大切だと思います。
表現がリッチな映像を企業活動に使いこなし、あなた(の企業)の思いや心根を存分に伝えていただきたいと思います。


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2007年02月24日

ウェブサイトの制作相談に思う事

ウェブ制作でも映像制作と同じアプローチで

この1年ほどメイクスのウェブサイトリニューアルで勉強した影響なのかどうか、ウェブサイトのリニューアル相談を続けて頂いている。

既存のウェブサイトにコミュニティ機能などを望まれるような前向きなご相談や、既存業者への不満(意味不明のフラッシュムービーが何故必要か不明で高額)といった相談など。相談される理由が分かるのでご提案ができると考えている。

これまでは「映像制作が絡むウェブ」「既存のサイトに映像を付加する」を基本にしていて、映像が絡まないものやサイト構築の企画には消極的だった。というのは、映像の制作と同じような仕事の臨み方がウェブの場合には出来ないと考えていたから。

一つにはウェブ制作でとるべき企画アプローチが整理されていなかった事。
ウェブサイトを大方の企業が持つようになり、その位置づけや反省点も明らかになってきたと感じる。目的が定まれば、制作内容の提案ができる。極端だが「他社もやっているからホームページをつくる」では企画のしようが無いと感じていた。

一つは費用のばらつきが大きすぎた事。
制作費用も大分落ち着いてきたようだ。よく「もうウェブサイト制作はお金にならない」「過当競争だから参入するべきではない」というふうに言われている。しかし、ウェブサイトをどうやって活かすのかは、当たり前になったツールだからこそこれからが本番なんだと考えている。安価でも求められる情報をタイムリーに提供できるウェブは情報基本ツールとして大きな魅力があり、基本だからこそ企画が大切になってきていると思う。

そして本来のウェブ機能が求められだした事。
商品やサービスをカタログ的に掲載するパンフレット的な位置づけから、商品やサービスがどう使われたり役に立っているのかを集収して再発信する位置づけになってきている。アクセスする側が求めているのはこうしたウェブ本来の機能から生まれる情報になってきた。

映像制作と同じようなアプローチをウェブ制作に活かせると思っている。

 

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2007年04月30日

企業の映像制作「第5回法人向け営業ツール1」

第5回 法人向け営業ツール 〜何を伝えれば良いのか〜:その1〜

企業が企業向け( B to B )に映像を使って訴求するのは展示会等のイベントや営業・セールス用に大別されるのではないでしょうか。
この営業・セールス用の映像で何を伝えれば良いか、何を映像化するのが相応しいのでしょうか。

営業・セールスの局面は様々であり、対象者、目的はまちまちになるのではないでしょうか。
(あなたの)企業紹介、製品やサービスの特色、新しい試みや提案など訴求内容も多岐にわたると思います。
使用局面により求められる内容も変わります。
営業の最前線ではより具体的な情報が求められる一方、別な局面では企業としての考え方が求められます。

このように伝えるべき内容がその局面に応じて変わる事が多いのではないでしょうか。
その事を見越して制作内容を選択できる事が使える映像をつくる事に繋がります。

どう言う事かと言いますと・・・パーツでも全体でも成立する構成、です。

メニューからチャプターを選択して再生が出来るようにし、その場その時に相応しいコンテンツを選びピンポイントで訴求する事が有効です。

縦軸1本でストーリーを構成する事も大切ですが、具体的に訴求できる要素毎に切り分けると分かりやすく伝える事が出来ると考えます。

  • 具体的な事例
  • 強みを象徴するエピソード
  • 今(成果物)に至る経緯
  • 微妙なニュアンスを伝える声
  • 企業の背骨のようなDNA的スピリッツ
  • 数々の実績
  • 他社を凌ぐ商品(サービス)力


今、企業の映像再生はPCが主になっており、テープには無かった機能が備わっています。その機能を利用(前提に)することで伝える内容を愚直に全面に押し出す方法が「今」に相応しいのでは、と考えています。

更に言えばダイジェスト的に要素を概括できると理想なんですが。

(その2へ続く)

 

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2007年05月06日

企業の映像制作「第5回法人向け営業ツール2」

第5回 法人向け営業ツール 〜何を伝えれば良いのか:その2

企業が企業向け( B to B )に営業・セールス用で映像を使う場合、その続きです。

その1では「具体的に訴求できる要素毎に切り分けて分かりやすく伝える」事を紹介しました。

それでは訴求できる要素や内容とは何でしょう。
それはあなた(企業)が言いたいことではなく、対象者が知りたい事だと思います。

対象者が強い興味や関心を持つテーマ(問題)に対して

  • あなた(企業)がどういった解決策を示す事が出来るのか
  • どういった解決策の実績があるのか
  • 対象者にあなた(企業)の商品やサービスがどんな価値をもたらし、役に立てるのか


大切なのは

  1. 対象者がその視点で考えられる
  2. 対象者の思考で理解を進められる事であり
  3. その先にあなた(企業)の商品やサービスが存在する
という流れだと思っています。

ですからあなた(企業)の商品やサービスありきという流れでは結果「訴求できる」ものになりにくいということになってしまいます。

前回ご紹介した下記の項目でも< >内の要素が必要でしょう。

  • 類似する対象者の価値向上に貢献した>具体的な事例
  • 対象者に可能性を抱かせるような>強みを象徴するエピソード
  • 対象者が強い興味や関心を持つ>今(成果物)に至る経緯
  • 対象者が本当に知りたい>微妙なニュアンスを伝える声
  • 対象者の共感を得る>企業の背骨のようなDNA的スピリッツ
  • 対象者の問題解決への貢献>数々の実績
  • 対象者の利益になる>他社を凌ぐ商品(サービス)力


「言いたい事は言う」「強調したい点はしつこいくらい強調したい」かもしれませんが、その前に訴求する対象者が「どう思うか」「本当に知りたい事なのか」について考えを巡らせてみて下さい。

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2007年06月16日

企業の映像制作「第6回 DVDかWMV CDか」

第6回 メディアはDVD、CD(WMV収容)どちらが相応しいのか

今回は制作した映像を入れるメディアのお話。

「企業の映像制作 第2回 再生環境」(2007年1月)で、
「つくった映像をやみくもにDVDにするのは要注意!」
「使用条件をよく吟味してメディア(アウトプット)を決めましょう!」
とご提案しました。

あれからメディアについて実際の状況をご紹介します。

  • CD(WMV収容)、DVDを両方用意する場合が多い
  • PC再生が主で、容量がCDに入る場合はWMV / CDを基本にし、
  • 展示会等での上映の為にDVDを用意する


その理由として

  1. DVDドライブ(=DVD再生ソフト)を有するPCが一般的ではなく、DVD再生よりもCD再生が現実的
  2. 個人所有ではなく会社支給の場合、CDドライブPCが多い(ようです)
  3. 追加で数枚の複製を社内でするのにはWMV / CDが現実的


  • →制作する尺(作品の長さ)は10分前後が多いので容量に問題は無い
  • →メニュー画面やチャプター設定は無く、単純なムービーファイル化
  • →全てWindows XP環境、Vistaでの症例は無い


WMVの画面サイズは640×480ピクセル以上にした比較的大きめのものでも再生に問題はありません。
展示会等ではDVD Video playerを使う事からDVDを選ぶという、というのも極めて理に叶っていると思います。

企業用途の動画をCDに入ったWMVをCDドライブで再生する、という選択肢をご提案し、「現実的である」と採用されだしているのは嬉しい限りです。

器としてのメディア選択は一概に決められない、使用環境に合わせて最適な選択をする、ということになります。逆説的ですが使用条件や使用局面(再生環境)を決めることが大切だと感じています。

再生、メディアの選択については継続してご紹介していく予定です。

 

<皆様のご意見やご質問にお答えします!>
こちらよりお気軽にお問い合わせ下さい!
info-b@makes.co.jp
*お手数様ですが@を英数半角の@に差し替えて下さい
メイクス 企画室 相談係 

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2007年08月13日

企業の映像制作「第7回 シンプルな目的設定」

第7回 シンプルで分かりやすい=使える条件

今回は映像を上手く使いこなしている例から。
結果的にどんな映像コンテンツが使いやすく、使えるものになるのかについて。

これまで制作させていただいた内容を振り返ると、以下のことが言えると思います。
  • 目的がはっきりとしている
  • 構成内容が目的達成のために集約されている

その例を挙げてみます。

 


例1:金融商品の場合( B to B)

  • 目的:映像はプレゼンでのつかみにする
  • 構成:当該商品(サービス)の内容説明よりも、何故必要なのか、会社としての取り組み方を訴求

商談では映像、PC、紙といったメディアを内容により使い分けて、それぞれの役割を明確にすることで訴求内容にメリハリを持たせました。
映像は入口部分のつかみと位置づけ、提案全体の流れを自然にしていくことです。
クライアント企業より「使いやすい映像」という評価を戴いています。

 


例2:事例紹介の場合( B to B)
  • 目的:それがある事で出来ることをカタログ的に伝える
  • 構成:説明調ではなく導入しているケースで実現される結果を日常風景として見せていく

事例紹介というと導入側の事情が具体的になり、事情が異なると「うちとは違う」との阻害要因になりかねません。
そこで何故導入したのかの理由ではなく、導入して何が変わるのか、何が改善されるのかといった結果を日常業務の中から掬いとって紹介しました。
紹介にあたっては導入企業の方ではなくタレントを使いユーモアを取り入れて制作しました。
お見せする対象者には1つのケースとして使い勝手を見ることが出来、情報発信者には訴求点をちりばめられるという利点があります。

 


例3:会社(或は部門)紹介の場合( B to B/B to C)

  • 目的:端的に特徴を伝える
  • 構成:組織に共通する目的を明らかにした上で様々な仕事の位置づけや特徴を紹介する

業務内容がますます専門化、仕事のつながりが見えにくくなる中で外部にはもとより社内の部門間でさえもその姿を伝えることは容易ではありません。
そこで「全体の目的」と「部門毎の目的」に分け整理し、個々の業務を紹介しました。
目的とは何か、といった内容の詰めは大変ですが、端的に企業を紹介するものが出来ると何かと重宝されるようです。



シンプルで分かりやすいと使いやすいものになります。
内容を絞り込むのには情報を集約する作業が必要になります。
何を入れ、落とすか、その基準が目的設定にあると思います。
目的に応じた内容の絞り込みが企画の鍵。
極力時間をかけて臨みたいと常々思っています。

 

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2007年09月29日

企業の映像制作「第8回 重宝する映像」

第8回 クライアントに聞く重宝する映像とは

今回は制作した映像の「その後」について。

およそ4年程前に金融商品の説明映像を制作、今回新たな商品説明用の映像を制作することになった。
打ち合わせの際、前作の評価や使い勝手が話題になる。

制作したあと、その映像がどう使われ、どう作用したのかという効果・結果について当事者であるクライアントから率直なところを聞く機会は大変貴重である。

曰く「大変重宝している」「成約に繋がっている」とお褒めを戴いた。
何故重宝しているのかを伺う。
  • 「もう一人の説明者があたかも傍らにいるような感じ」
  • 「説明するのが難しかったり、当事者には負担が大きいので分かりやすい映像があると安心できる」
  • 「同席した担当者がポイントを口頭で伝えられるので存在感が増す」
  • 「商品の必要性を上手く伝えられるかは人によるばらつきがある」

 

お話を伺って感じたのは、人が伝えにくい内容を映像に担わせ、人にしか出来ないことを人が担うという役割分担の大切さだった。


これまでに良い評価を戴いたものは「人の行為を補助、効果を倍加」させるような役割が出来ているものであったように感じる。


「重宝する映像」とは制作内容・品質はもとより、担う役割をきっちりと果たせるかどうかだと思う。

 

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2007年10月21日

企業の映像制作「第9回 分かりやすさの試験」

第9回 事前に分かりやすいかどうかを試すには

映像は出来上がってみないとその善し悪しが分からないものです。
シナリオの流れ、画面、ナレーション、音楽、テロップ、CG・・・。
そうした多くの要素が組み合わされているので、完成試写で判断をすることになります。
しかしその段階ではちょっとしたナレーション修正なら可能ですが、大きな要素の欠落を補うことは困難になります。

そこで作ろうとしているものが要件を満たしているかどうかを試す方法があります。
それはシナリオ案を音読することです。

出来るだけ視聴対象に近い方、それも全く内容を知らせていない方にシナリオを読んで聞いてもらい、意見を聞いてみること。
インタビューや生の声が多いもの、イメージものといった展開内容では難しいですがナレーション主体の展開では有効だと思います。
映像が無いので100%は無理ですが、話しの流れや大きな構成要素の確認をするには試してみて無駄は無いでしょう。

どうしてもシナリオは目で追ってチェックをしがちで、声に出して読む事は少ないのではないでしょうか。
読んでみると難しい言葉を使っている事や話しの流れに無理がある事が分かるかもしれません。

極めて当たり前ですが、シナリオは黙読するものではなく声に出して読むもの。
分かりやすいとは耳で聞いておおよそが分かるものだと思います。

 

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2007年11月15日

企業の映像制作「第10回 限られた予算で良いものを」

第10回 限られた予算で良いものを

企業の皆様がコンテンツ制作をお考えになる場合、予算と内容の関係が気になる、分からないという事が多いのではないでしょうか。
限られた予算でも良いものをつくりたい、でもこの予算で何ができるのかが見えない。
予算が厳しくなればなるほど「?」は大きくなっていくのではないでしょうか。

さてここで質問です。
「良い」とは何を以ってすれば「良い」となるのでしょうか。
あなたの企業にとっての「良い」をまず明らかにする必要があります。

印刷物での「良い」。
ウェブサイトでの「良い」。
映像コンテンツでの「良い」。
それぞれの特性を生かして色々な「良い」を目的・手段両面から設定する必要があります。
限られた予算で目的を果たそうとする時、それを達成する手段(=表現方法)を
ピンポイントで設定しなければいけなくなります。このピンポイントで、というところがとても難しい処だと思います。
予算が少ない=絞り込んだ表現方法をせざるを得ないからです。

私見ですが、悩ましいけれど制作会社の力量が問われるのが企業の固有の目的を理解し表現方法を絞り込んで良いものをつくる事だと思います。

例えばこれまでの例ですが

  • つくり込んむ作業をあえて捨て、実写撮影に注力する
  • 制作要素を絞り込んで口頭説明を組み合わせる
  • 制作準備期間を長くとり、目的を達成する表現方法をきっちり詰める


もし「?」が大きくなっているようならどうぞお気軽にご相談ください。

info-b♪makes.co.jp

メイクス 企画室 相談係

スパムメール防止のため、「♪」を半角の「@」に変更してください

 

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2008年02月09日

契約スタッフ募集のお知らせ

急募!制作スタッフ

業務拡張につき契約スタッフを募集します。
1)地上波、CS番組のディレクター
2)ウェブ動画のディレクター
3)制作進行
4)デスク

業務内容、期間、待遇についてはまちまちになります。
応募後、審査の上面談をさせていただき協議の上仔細を決めさせていただきます。

こちらの応募シートにご記入の上
jinzai#makes.co.jp
までメール添付にてご応募ください。<#を@に変えて送信してください>

面談をお願いする方に当方よりご連絡致します。
尚、審査内容や結果などについては一切お答えしません。
また募集は人材が集まり次第終了させていただきます。

 

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2008年05月16日

企業の映像制作「第11回 記憶に残し効果を上げる」

第11回 記憶に残して効果を上げるには

今回は店頭用映像の制作について。

スーパーマーケットのPB(プライベートブランド)商品が価格高騰の折り、よく売れているようです。

そのPB商品告知のための店頭用映像制作をさせて戴きました。
企画にあたって考えたのは「理屈より耳に残ること」です。
具体的にはPBブランド名の楽しげなジングルをつくりました。
実は私にはあるジングルが耳に残って困った経験があったからです。

ダイエーが躍進していた頃です。
そのダイエーの店内では延々とあるジングルが流れていました。
『ダイエーイ、ダイエー
、エイ、エイ、エイ、エイ、エイ。
ダイエー
、とってもエイ、エイ、エイ、エイ、エイ。』
(お分かりになる方には深く頷けると思いますが、分からないと全くの?だと思います)
そのジングルが家に帰ってきても暫く耳から離れません。
そんな経験があったので「理屈<旋律」「特定の旋律=特定物」というような企画の立て方をしました。

 

お店の中でオリジナルソング(!)を流すなんてもしかしたらダイエーが嚆矢なのかもしれません。当時のデパートでオリジナルの楽曲(その名を入れた何か)を聴いた記憶がないのですが。(どなたかこの辺りご存知でしたらご教示ください)

私たちがつくったジングルをお客さまが聞いてそのチェーン店とそのPB商品が結びついてくれると良いと願っていました。

後日談。
関係者によると「○○フェアで告知映像を流して売り上げが120%に」とのこと。
映像に依る効果かどうかは不明ですが嬉しいお知らせでした。

そんな事があったのでよく買い物で赴くお店で流れるBGMには注意しています。
当たり障りの無いBGMが多いように感じます。
折角だから心地よく記憶に残るジングル(BGM)や軽い笑いの取れるアナウンスなんか、時折流すと良いのになあ、と思います。

 

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2009年03月18日

市販商品のご案内

メイクス発行のDVD「究極の血液循環法」販売中!

弊社発行のDVD商品のご案内です。

 詳細はこちらから

いつでも、自宅で、自分で、健康になる方法を紹介しています。
反射区(足つぼ)マッサージによる血液循環健康法です。

官足法(かんそくほう)として書籍ではミリオンセラーという、多くの方の支持を集める民間療法を紹介しています。

知る人ぞ知る優れたマッサージ方法を映像商品化。
お金をかけず安全で自分で出来るのが ポイントです!(初めはちょっと痛いけど)

販売はウインターベル 健康グッズオンラインショップにて。

ウインターベルさん共々是非宜しくお願いします! 

 

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2009年09月03日

企業の映像制作「第12回 企画競合」

第12回 企画競合

今回はいわゆる企画コンペについて。

企画の競合はやはり緊張します。それゆえ企画が採用された時の嬉しさは格別ですね。
さて、採用される企画内容について最近の(勝手な)傾向についてひとこと。

オリエンテーションで戴く資料には目的、納期、予算そして依頼内容などが記されています。
通常はそこに書かれている情報に則って考えていくわけですが、どうやらそれでは通らない場合があると感じています。
どういう事かと言いますと、前提となるオリエンシートの情報自体に縛られると良くないな、という事です。

何らかの課題があって課題解決の為に企画を依頼する、これがコンペのありようです。(普通は)
ところがオリエンシートに記されている(あるいは記されていない)課題と依頼内容にずれがある場合があるとすればどうでしょう。

例えば製品Aが改良され新製品Bが完成、そのBを訴求するようなプロモーションツールの企画提案依頼だったとします。
課題が「Bを売る」依頼内容は「Bの紹介方法や訴求方法」となり、当然我々はBについての紹介方法を考えたりするわけです。
ところが本当の解決策は「AやBを含んだ製品ジャンルの情報整理」にあったりするのです。
発信側からすれば新製品Bが主役なわけですが、受け側ではまだAもBもよく分かっていない事もあるわけです。
これがずれであり、貰った情報自体に縛られると良くない、という事です。

発注者は当事者であり専門家ですからA/Bを熟知していますが、そもそもA/Bって何なの、という所から考え(疑っ)てみる事が必要だというのが勝手な見解です。上記のように書いてしまうと「そんな事か」と感じるかもしれませんが、なかなか基本情報から抜け出して考えるというのはそう出来るもんじゃありません。(特に複数の会社で制作を行う場合)

提案する企画を考える事も大変ですが、依頼の仕方次第で結果が大きく変わったりするので企画競合って本当にデンジャラスだと思います。
それでも(だからこそ)企画競合は大歓迎です。

 

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2009年09月07日

ちょっとした課題解決1

チャプター機能

ちょっとした課題解決をご紹介します。
社内外の会議やイベント用映像制作での事例から。

オープニングや特定のコーナーでDVDのチャプター機能を活用しています。
複数の内容をどんどん切り替えて映し出したい時やライブ進行に合わせてタイミング良く映像を出す場合に便利です。

例えばAに言及しているときはA関連映像を上映、次のBを映すまではAをリピート再生させておきます。(静止画の状態でリピートも良い)そしてタイミング良く次のBは「次のチャプター」を選択実行します。
要はパワーポイントを使って画像を手動で順次送っていたことをDVDのチャプター機能を使って複数の映像を次々に上映するものです。

パワーポイントでは動画や音声などの表現に限りがある(現実的ではない)ので用途は限定されますが、DVDなら既存の映像素材を活用できる、ナレーション音楽を入れられるなど表現と用途が広がるためお薦めです。
また音楽を絡めたもの、タイトル出しなどタイミング合わせが必須の内容にはうってつけです。

気になる費用ですが、これまでチャプター設定などのオーサリング費は高額なものでした。
しかし、高位のオーサリングではなく中位の信頼可能なオーサリングソフトが広まって来た事で費用も随分こなれてきました。メニュー画面制作が必要ないので気軽に使える機能だと思います。
ノンリニア編集と組み合わせれば数万円で可能な作業です。

ちょっとした課題解決=「チャプター機能を有効活用する

 

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2009年09月08日

ちょっとした課題解決2

コストダウン

今回はちょっと大き目な課題解決、コストダウンについて。
値切り方とか闇雲なローコスト制作ではなく、良いものを如何に効率的につくるか。

当サイトではこれまでに費用について以下の投稿を掲載しました。

「企業の映像制作 第1回妥当な制作費とは」
http://www.makes.co.jp/note/1001seisaku/1009seisaku/

今回は制作プロセスから手がかりを上げてみます。

良いものを如何に効率的につくるか、これはある種答えの無い課題かもしれません。
しかし、有効な方法は発注者と制作者との意思疎通にあると思います。
踏み込んだ話、意見を充分交わす事を発注者と制作者で行うべきです。

*制作の目的についてはこちらを参照ください
「企業の映像制作 第7回シンプルな目的設定」
http://www.makes.co.jp/note/1001seisaku/1016seisaku/

例えば見え方。
制作するテーマや様々な要素において発注者と制作者では見え方が違います。
発注者は内部の見方、制作者は外部の見方になり、必ず理解に差異があります。
企画書や言葉では問題が見えにくいのですが、敢えて深堀りして「これはどういう表現になるのか」をお互いが理解するべきです。

例えば構成要素。
シナリオをつくる前の段階、構成案を時間をかけて吟味する。
制作テーマに対する担当者の考え方、過去の類似制作での評価、つくったものの効果・希望・・・。
「そのパターンは・・・だからだめ」「実は今回・・・が解消されると良い」というような話しが出てくればいい線行っているかと。

例えば使い勝手。
実際どんな局面で使われその方法に可変要素が無いかどうか。

例えば本音。
過去のケースでの反省や他社も含む類似例への率直な感想など。

上げればきりがありませんが、色々な意見を交わして発注者と制作者お互いが「ああ、そうだ!」という合意が出来ると俄然つくるべき内容がはっきりしてきます。
構成要素とその見せ方、演出。この時演出者がはっきりと何をつくるのかが見えていれば態勢的には失敗はありえませんし、制作上の無駄は出ないものです。

この制作上の無駄が出ないことがコストダウンだと思います。
ポイントが明確になっていれば、手段も無駄がなくなり、見込み作業の確度も高まり、結果費用効率が高くなります。
またこういう制作ができれば良いものができる確率がぐ~んと高まり、色々とスムースでお互い安心です。
一方、無理な値引きや、内容を見極めずに進めるローコスト制作では良いものができる確率は博打状態になり、進行や結果はひやひやものという事になりかねません。

経験値ですが、費用効率で言えば3割程度は違うと思います。
当たり前のようなことですが、よく話し合う事が良い結果に繋がると確信します。

課題解決=コストダウンは話し合いから

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2009年09月14日

企業の映像制作「第13回 MA・整音のこと」

第13回 MA整音ミックス作業は大切

今回は音声のことです。
聴きやすく、耳にすんなり入ってくる大切さについて。

映像の後工程には画面編集と音声の整音MAVがあります。
映像編集は文字通り、画面編集で映像に入っている音声の取捨選択も行われます。
MAVとはMult Audio Video、複数の音声~ナレーション、音楽等をステレオのLR、2トラックに集約する作業です。
ナレーション収録や音源の仕込みの後にナレーションや音楽(SE,ME)などの音源の整音、音声のミックス作業があり、とても大切な工程です。

*SE:Sound Effect  ME:Music Effect
ナレーションが立って聴きやすいものになっているかどうかはこのミックス段階で決まります。
(ナレーターさんの声質の要素もありますが・・・)

音楽のレベルが高くナレーションが聞き取りにくい、というのはきちんとミックスされていない事になります。
こういう場合、再生側のボリュームを上げても聞き取りにくさは変わりません。
音楽も聞かせつつ、ナレーションが気持ちよくすんなりと聞ける、という事が大切、というかこうなっていなければいけないのです。ナレーションが聞き取りにくいでは映像の役割を果せていないことになります。
特にウェブでムービーを公開する場合、音声が必須のものはきちんと整音ミックスをする必要があります。

ナレーション収録が無く素材に収録された音声に音楽をつける場合でも整音ミックスにより、素材の音声を極力引き立てます。(収録状態が悪いと限界がありますが)
ところがコストを抑えるために、この整音ミックスを編集作業で済ませようというケースがあります。
編集での音声処理は大まかな「整理」作業なので、音声のメリハリをつける整音ミックスができません。
編集とMAVは機材も人も異なる別工程なので、音に関する作業はMAV、整音ミックスで行うことが結果早くて効果的です。

音は目に見えないので分かりにくいのですが、聞き取りにくいものは精神的にも良くなく、結果伝わりにくいツールになってしまいます。きちんとナレーションや音声を聞けるようにする。当たり前といえば当たり前ですが、根幹に関わる大切なことです。この工程をコストダウンにより削ったなら、画竜点睛を欠くことになりかねません。
  

 

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2009年09月16日

ちょっとした課題解決3

ローコストへの対応

今回の課題解決は求められるローコストへの対応について。

この十余年、映像業界をはじめ各種制作業の価格破壊が進み、昨年後半以降更なるローコスト制作が常態化していると感じます。
ローコスト制作の対応として、できるだけ制作セオリーは変えずに手段や要素の簡素化で対応してきました。
悪く捉えれば厳しく大変な環境ですが、見方を変えれば価格対応力を付けさせて戴いたのかもしれません。

ウェブ制作でもB to Bやインナー向けのものに対する使い勝手の良さとローコスト要望が強くなっているようです。
HTMLでは更新に費用がかかる、素材のアップロードや反映がしにくいといった理由からCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)への需要が高まっているようです。

プロバイダの集客及び会員サービスとして始まったブログサービスがCMSと進化、業務用プラットホームになってきているように感じます。
入力エディターを使って更新作業をすることが余計な業務となる、との阻害要因もありますが「手段」を変えることなく闇雲にローコストに対応することは如何なものかと思います。

同じ方法や手段で値段だけを下げるのではなく、違う方法で対応するのが建設的だと思いますし、見合った内容を探して提案するのが専門家の役割だと思います。

課題解決=ローコスト対応には知恵を使った提案を

 

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2009年10月13日

企業の映像制作「第14回 変化する依頼内容」

第14回 変化する依頼内容

今回は最近の変わりゆく企業の依頼内容とその理由について。

お客様からご依頼戴く制作内容が変わってきている。
2008年以降、印刷用や社内の記録画像といった既存素材を使った映像制作(編集)が増えてきていると思う。
それまでは無かったというわけではないが、一部に使用する程度だったものが、全てを印刷物や社内の既存素材で構成、目的に沿った仕上げで、という依頼内容だ。

対応としては、パワーポイント的な表現にならないように少しでも映像的な見え方になるように工夫している。
またコストも抑えたご要望になるため、撮影がない分の不足する要素を補う工夫~山場をつくりにくいのでメリハリ付け、動く背景素材をさりげなく入れる等~はするのだが静止画だけなので編集はちょっと時間がかかる。
また音楽・効果音、音声のジングルで補うという見せ方の工夫も必要で、補う工夫をすることで違和感無く見られるように注意している。

既存素材を使った映像制作。全てを印刷物や社内の既存素材で。

これには予算的に厳しいという理由もあると思うが、もう一つの理由としてどんな画面で作られるのかが事前に分かるのでつくりやすい、という事情があるのではないかと感じている。

一般的に映像は完成して初めて全貌が分かるというやっかいな部分がある。
企画やシナリオから制作する従来の一般的な場合、「どんな場面が重なっていくのか」が見えにくい為に敬遠されるのではないか。併せて予算が少ない事もあって「既存素材でつくる」という現象が増えているではないか。
もっと言えば余計な装飾を排して核心だけをストレートに表現して、という声なき声がご依頼企業にあるのではないか、とも感じている。

余計な装飾を施すつもりは無いが、見やすく印象には残したい。
与えられた条件(素材)で少しでも良いものを、と通常より注意して制作するのが基本対応になっている。
(静止画だけでつくるのって結構難しいんです)

 

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2010年01月31日

企業の映像制作「第15回 ハイブリッドDVDという選択」

第15回 ハイブリッドDVDという選択

映像を再生する際にテレビとDVD Video Playerが無い、PCにDVDプレーヤーが無い場合DVDが再生できません。折角つくった映像が見られない、使えないというのではすっかり台無しです。

弊社で納品する際、お客様の使われる状況を聞くようにしています。 再生機器や環境がDVDの再生可能な状況で固定されていれば良いのですが、不確定な場合にはPCで再生できるようハイブリッドDVDで納品する場合があります。

ハイブリッドとは、DVD VideoとWMVの組み合わせからこう呼んでいます。

仕組みとしては以下のようなものです。

再生側にDVD Videoを認知するデバイスがあれば、収容されているDVD Video信号を読んでDVD Videoを再生します。この際、DVD Videoにはオートスタート機能を組み込んでおきます。これはテレビ+DVD Video PlayerでもPC+DVD Videoでも同じです。

またDVD Videoを再生できない場合はメディアファイルとして開き、収容ファイルであるWMVを再生します。企業でお使いになるPCは殆どがWindowsなので、WMVが再生不可という事はこれまで未経験です。

要するにメディアにファイルとしてダブルスタンバイしておくという事です。複製する場合でもDVD-Rの複製としてDVD Videoだけの複製と同じ金額で出来るのでハイブリッド盤対応に損はありません。*原版制作費が若干異なります

是非参考にしていただきたいと思います。

 

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2010年03月31日

ちょっとした課題解決4

ナレーション収録

既存のフラッシュムービー(ウェブ用、音声が無いもの)へのナレーション入れのご相談がちらほらと続いている。

説明やポイントをムービー内でテキスト表示していたものをナレーションによる案内に変えるというもの。
映像だけではなく、音声があった方が分かりやすいですね。

社内にアナウンスブースもあり、ナレーション収録作業だけでも日程が合えばお引き受けしています。

作業ではMA作業に乗るファイル形式に沿ったもの(QT互換ファイル)で戴ければ可能、ご希望の音声ファイルに書き出してお渡しします。
作業は30秒から1分程度で選曲が無ければ1時間位で収まります。ただ実際に読んでみて
シナリオが変わったり、決まるのにお時間が掛かれば別ですが・・・。

費用はこんな感じです。
・ナレーション収録(画面を見ないで収録、オペレーター込み)6,000円(税別、1時間当たり)
・MA(画面を見ながらの収録、オペレーター込み)8,000円(税別、1時間当たり)
・ナレーター、選曲は別途
*該当ムービーファイル、シナリオは持参ください

課題解決=ナレーション録音だけでも対応します!

 

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2010年05月14日

企業の映像制作「第16回 不可避な音声」

第16回 クリアな音声が欠かせない

今回はどんな条件でも欠かせないクリアな音声について。

テレビでもPCでも聞き取りづらいことってありませんか。
近頃のテレビではテロップフォローされることが多いので聞き取りづらくても分かりますが、何を言っているのか聞き取れなかったりするといらいらさせられたり、見る気が失せてしまいます。

音声では3つの要素があります。
1)喋る人の滑舌と声量
舌は致し方ないとしても声自体のボリュームは要注意です。声量の異なる複数の人が喋ると録音レベルが適正でも声量の少ない人の声は結果、聞き取りづらくなります。
2)収録方法
会場でマイクを使う場合には音声ラインから収録、ピンマイクを発言者に付ける、ガンマイクを発言者に振る。いづれの場合も録音レベルを適正に収録する。
3)整音、ミックス
収録時の音声、ナレーション、選曲、効果音などの複数音声を(ステレオの場合L+Rの2本)限られたラインにレベルを調整して収めます。この時、ナレーションが立って聞こえるようにメリハリを付けたり、使用状況に叶った(再生環境に合う)ミックスが行われます。

以上のセオリーなんですが、費用面で一部の作業ができない場合があります。しかし、2)の適正な収録だけは避けられません。家庭用ビデオカメラのカメラマイクだけで収録した音声のような聞き取りにくい状態では余程良い条件で収録が臨めなければ態勢を整えるべきです。

先日、諸事情から諭吉さん10人で講演記録と編集をする事になりました。
音声マンを入れる余裕は無いのですが、生命線の音声がきちんと収録できなければ見る方をいらいらさせたり、見る気を失わせてしまう可能性があります。

やるからには最低限の事はしようと考え収録は予算以上の対応をしました。予算どおりの対応では何か不測に事態が起きれば、全て台無しの可能性があります。

PC再生、特にストリーミング再生では音声がポイントです。
クリアな音声は何かを伝える場合、不可避だと思います。

 

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2010年06月07日

企業の映像制作「第17回 ナレーションを使わない」

第17回 テロップでナレーションを代替する

今回はテロップでナレーションを代替する方法について。

以前にあった事例ですが、どうしてもナレーションを使いたくない、テロップで表現したいというケースがありました。

ここで「これです」と実物をお見せできないので、架空の展開案を用意しました。
上がナレーションを使う場合、下がテロップで置き換えた場合です。

ナレーションを使う場合には、ナレーションに沿った映像をあてます。

テロップで代替する時は、該当カットの前にテロップを多少表現を変えて置きます。

尺(時間)はテロップを差し込む分長くなりますが、効果的な選曲を行うことで、荘厳な雰囲気が出て、ゆったりと見せたい場合には効果的だと思います。

会場の都合で音を出すことができなかったり、聞き取ることが期待できない環境ではナレーションを使わない方法は有利で、使い勝手が高いです。

またウェブの場合でも、音を使わずに表現したい動画などでもアリです。

更にナレーション関連費用(ナレーター、録音、整音)が掛からないので、費用面でのアドバンテージがあります。但し、映像だけで「読ませる」ので、編集確認(すり合わせ)の為の作業量は増えると考えるべきです。

手持ちの画像だけで構築できるので、映像素材が無い場合でも作品を作ることが可能な方法だと思います。

以上、実際のケースからお薦めできるノウハウでした。

「こんな場合はどうか」というご相談があればお気軽にお問い合わせください。

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2010年06月08日

Q: 映像制作の見積金額は何故開きが大きいのでしょうか

映像制作には構成、演出、美術、撮影、出演、編集、選曲などの様々な要素があり、それぞれの要不要、その程度と量に幅があります。
見積りでは想定する企画に沿って要素毎に妥当(必要)と思われる程度、量を仮置きし、数値化します。この時
の仮置きの幅が積み重なって大きな開きとなります。

大変大雑把ですが以下のような感じになります。

1、制作に関わるスタッフ(演出、技術など)の適任者(社)候補出し(内容による適合性判断)と制作拘束期間、日数の見越し

*関わる人数必要日数の見越し次第で幅が大きい

2、撮影・編集フォーマット(SDかHDかあるいはHDVとSDの組み合わせか)とその作業量(撮影日数、編集日数)の見越し

適当と思われるフォーマット、日数、時間の見越し次第で幅が大きい

3、出演関係、美術関係、ナレーション、音源それぞれの適任者(社)見越し

適当と思われるレベル、作業量の見越し次第で幅が大きい

決していい加減な数字を算出しているわけではなく、目的を達成するための的確な表現方法を考えながら、如何に効率良い制作方法を取れるかを多くの組み合わせから選び取っています(少なくとも当社では)。しかし傾向として隙の無いような手段を選択するので金額的には膨らむのは否定しませんし、見積金額に開きが出るのはオーダーメイド故、当然かも知れません。

例えば定型の印刷物(封筒や名刺)なら大きな違いは無いですが、変形サイズ、特殊な用紙や色を望めば驚くような開きが出てくる、それが幾層にも重なっているという事かもしれません。

ここからは蛇足かもしれませんが、ご参考にしてください。

現実的な対応方法として、企画案と見積案の提示後具体的なお話が出来るようなら、色々とニュアンスや考え方を摺り合わせて2回目の提案を設けることも有効と思います。1回だけで判断するより発注者には有利な結果が得られる可能性が高まると考えます。

もっと言えば依頼をするのは金額ありきで現実的な内容を望むのか、それとも金額は措いてベストな企画を望むのかを分けて考える必要があるのかもしれません。一度に金額条件と企画内容で最高のものが出てくるとお考えにならず、何回かすり合せてみよう、という臨み方が良いのではないでしょうか。

 

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2010年06月09日

Q: DVDのコピーとプレスはどこが違うのか

まず記録する方法とメディアの規格が異なります。
コピーではDVD-Rにレーザー光を照射してデータを記録します。古い機種や相性の悪いDVD Video Playerでは認識せず、再生できない場合があります。最近、超低価格のDVD-Rが出回っており、画質に期待できない、ノイズが出る場合もあります。
プレスではDVD-ROMに物理データを記録します。こちらはメディア自体が物理データとなっているので認識されない、再生できない事はありません。

次に製造ですが、プレスはプレスラインを持つ工場で行います。基本的な目安として1,000枚以上が作業対象です。また工場は国内、海外があり低単価でも信頼性が高いということから海外工場に依頼するケースが多いようです。

コピーはPCソフトやデュプリケータで行うなど小ロットに適しています。数百枚の場合は基本的にコピーとなりますが、1,000枚を下回る場合でも総額がさほど変わらなければプレスを選択するほうが得策かもしれません。

最近依頼の多いコピーガードですが、コピーでは制御信号を入れたり、専用のディスクを使うので通常のコピー費用に加算されます。プレスの場合はプレスマスターであるスタンパーの制作を依頼する場合はスタンパー費用に含まれる場合が一般的です。マスターをDVD-Rで入れる場合はCSSという制御信号を入れる費用が掛かります。

このほかにもオーサリング(DVDメニューやチャプター、再生地域設定などのDVD編集)、マスター制作、ジャケットデザインと印刷、レーベルデザインと印字、ケースと包装という作業項目がありますが別の機会にご説明します。

 

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Q: 展示会用のDVDビデオは幾らくらいから作れますか

まず映像制作と複製(プレス)に分け、映像制作についてご案内します。

どのようなものをお作りになりたいか、使える既存素材の有無にも依りますが必要最低限の作業費用という前提で以下の想定条件と想定金額を参考にしてください。

<想定条件>
1、尺(作品時間):展示会用途なのでじっくり紹介するのではなく、
短時間で特徴紹介、アテンションに留める事を想定、1分~2分程度
2、素材:手持ちのものを使用
3、ナレーション:使わずにテロップで表現する *展開概要はこちらを参考にしてください

4、音源:著作権フリーから選曲

<想定金額(税抜き、円)>
1、構成:10,000~30,000
2、ディレクション:25,000~75,000
3、編集機器使用料:10,000~30,000
4、選曲:5,000~15,000
5、見本DVD-R出力:3,000(1枚)
6、管理費:5,300~15,300
合計:58,300~168,300(税抜き、円、地方交通宿泊実費別途)

承認をいただくために要する作業の回数、日数とボリュームで幅が出ます。上記金額想定はそれぞれの項目で1回,2回,3回という作業の幅を設定したものです。経験上最小限で済むことは稀で、項目にもよりますが抑えても2回というところが一般的と推測します。
これをたたき台に具体的なすり合わせの後、制作物の概要を決め見積もりを算出、諾否の判断をいただければと思います。

 

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Q: ウェブサイトの新規制作ではなく更新作業は依頼可能ですか

はい、可能です。
但し画像などで元のファイルが無い場合はフォントを合致させられない等、きちんとした更新が出来ない場合があります。
また既存サイトのタグが酷い状態である、或いは混乱していて更新作業で発生する不都合箇所の改善を行うより新規制作のほうが適切な場合には要ご相談とさせてください。

 

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Q: 日本語DVDから外国語版を作りたい、原稿を用意すればテロップとナレーション入れてくれますか

基本的に可能ですが、以下の事をご留意ください。

1)テロップとナレーション量
該当カットとシーンにテロップとナレーションが収まる必要があります。
テロップなら日本語表記を翻訳した場合、紹介しているカットに収まる量になるか。
文字数が増えて紹介したい画面を覆ってしまったり、文字が小さくなって判読できないような場合は翻訳表記の方法を変える必要があります。
ナレーションなら紹介部分の尺に収まるかどうか。
早口で紹介するにも限度があります。収まりそうに無ければナレーション表現を変える必要があります。
映像の尺を伸ばす方法も取れますが、フィックス(止めて)伸ばすことになりますので、そのカットが静止画であれば可能、動画なら不自然なものになります。
以上のようにご用意いただく原稿が上記の要件に叶うかどうかが作業上のポイントになります。
尺や文字数の調整を当方で行う場合、翻訳脚色費用が発生することをご留意ください。

2)音声
通常完成したものはナレーションと音楽がミックスされていますので、翻訳言語を使い、既存の音楽だけを抜き出して使うことは出来ません。
音楽を新たに付け直すか音楽を入れないという選択になります。

3)日本語テロップ
日本語版に入っているテロップの上に翻訳テロップを載せる事になると思いますが、マットで隠した上に翻訳言語を載せるので既存テロップの入り方によっては違和感が出る場合があります。

4)使用地域(国)
DVD Video playerを使って海外で使用する場合は、当該地域や国で生産される機器で再生するためにDVDにリージョンコードという国や地域の識別信号を入れる必要があります。識別信号を入れるためにオーサリング作業が必要なので、当方で行う場合にはその費用をお考えください。
PC再生専用ならこのリージョンコードは不要です。

5)著作権
日本国内のみ許可されたライブラリーの使用など、日本語版を改作して使用する場合の権利関係に問題ないことをご確認の上進行をお願いします。

 

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