気になる生き方
これまでブランド物ではなく、使いやすそうでありきたりではない鞄を探してきました。
大きさとしてはB4程度、収容力があってたくさん入れてもがさばって見えないもの。
今回はそれに加えて愛着を持って長く使えるという条件を加わえました。(・・・欲張ってます)
というわけで今回は革製の2本手もの、予算2万円程度で探してみました。
ヤ□□・オークションや低価格を売りにするECサイトでは何回か購入したのですが、
1年ももたないでどこかが破損したり、へたり具合が早いので、
「ちょっと長く使えそう」を念頭に、使ったことの無いECサイトを検索してみました。
めぐり会ったのが東京のLagitaさんです。
鞄職人さん達の工場直販でもちろん日本製!
価格帯は皮製を考慮すればお得な価格設定。修理も対応ということで安心。
嬉しい発見です。
残念なのはキャンペーン終盤らしく、在庫が減って選択肢が少ない点。
それでも良いものを買えました。
使った感想としては、
その鞄を持つと気持ちがしゃきっとしてちょっぴり背筋がぴんとのびる気がする、
しっかり作られていること、
オーソドックスではあるが他には無いデザイン、
収納を良く考えていること。
有料だけど修理対応というところが良いです。
良いものをリーズナブルに提供し、
長く使いましょうという姿勢に共感しました。
一部が壊れただけで捨てるのはとても気が引けて、
罪悪感さえ伴います。
単に低価格だけを謳い、
それだけを判断基準にしてしまいがちな傾向が強いですが、
できれば愛情を込めて大切に使い続けられるものを選びたいです。
そういう気持ちに応えてくれる日本の会社を一つ見つける事ができて
嬉しい2010年の始まりです。
良いものを生み出したり、提供している人たちを探せるのはネットならではの良さ。
何を良しとするかは人により千差万別で当てが外れることも往々にして起こります。
目利き役のショップを選ぶか、
直接生産者から買うかはお好み次第ですが、
ユーザーからすれば選択肢が増えて作り手のこだわりで選べる、
供給者からすれば販路・可能性が広がっています。
ネットに限ったことではありませんが、
選択する尺度は何か、提供する側が打ち出すポイントは何か。
価格も大切ですが、ちょっとだけ長い時間軸で価値を考える、
人の経験や技術を大切にしていく必要があると思います。
「何のために走るのか」その答えが気になる。
11月19日の東京国際女子マラソンに注目。
先月のテレビ番組でアメリカで高地トレーニングをする高橋尚子さんを紹介していた。
高橋さんは「レースに勝つとか負けるとか以外の何か他のもののために走る、と思うようになってきた。」と話していた。
その答えが気になる。今月の東京国際女子マラソンで答えが聞けるのか。
シドニー・オリンピック、高橋尚子選手の金メダルは日本中を興奮させた。
しかし、その後のアテネ・オリンピック、満を持して臨んだ選考レースの東京国際女子マラソンでラストに失速、
金メダリストは連続出場を果たせなかった。
しかしあきらめなかった。チームQを結成、自分の足で新たな歩みを踏み出す。
北京・オリンピックに照準を合わせた彼女は過酷なトレーニングを続ける。
天国と地獄を経験した日本陸上女子、最初の金メダリストの挑戦が気になる。
高橋さんは一体何のために走るのか。その答えは・・・。
<この内容は11月19日の東京国際女子マラソン・レース前に記しました>
お年寄りや障害者の不可欠な移動手段としてミニカーが重宝されている。
ニッチなマーケットに受け入れられる、という企業の生き方。
先日NHKでミニカー専門メーカー富山 タケオカ自動車が紹介され、偶然番組を見た。
ミニカー、と聞いてもピンと来なかったのだが、取り上げられていたのは原付免許で運転できる一人乗りの4輪自動車なのだった。
ミニカーは原動機付3,4輪自転車というカテゴリーで動力は電気、つまり電気自動車だ。
ユーザーには高齢者、車椅子を手放せない方がいてミニカーは生活に欠かせない足になっていた。
中でも深く頷いてしまったのは、筋力がどんどん低下する障害を持つ方の場合、
車椅子のまま乗れ運転できるもの、握力が弱いためにステアリングの振動がほとんどないことが必須条件になっており、
ミニカーが唯一条件を満たすものという点である。
この方の場合、自力で食料などの生活必需品を手に入れるためにはタケオカ自動車のミニカーが唯一の屋外の移動手段なのだ。
社長さんは自らミニカーの設計、製造、販売、保守を行う。ご高齢だが車づくりへの情熱でお若く見えた。
長年のユーザーが持ち込んだ傷んだミニカーを愛おしむように手を入れ修理する、これが一番と天井の内装材を足踏みして接着する、新車の開発
にあたり図面を描く、ご自分が良いと思った方法で車を生み出しているのであった。
そして作り出した車の他にはない特徴・機能を頼りにするユーザーがいる。
作り手と買い手、生産者と利用者の理想的な関係を見たような気がする。
私たちもこんなものづくりができると幸せだと思う。