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Q: 日本語DVDから外国語版を作りたい、原稿を用意すればテロップとナレーション入れてくれますか

基本的に可能ですが、以下の事をご留意ください。

1)テロップとナレーション量
該当カットとシーンにテロップとナレーションが収まる必要があります。
テロップなら日本語表記を翻訳した場合、紹介しているカットに収まる量になるか。
文字数が増えて紹介したい画面を覆ってしまったり、文字が小さくなって判読できないような場合は翻訳表記の方法を変える必要があります。
ナレーションなら紹介部分の尺に収まるかどうか。
早口で紹介するにも限度があります。収まりそうに無ければナレーション表現を変える必要があります。
映像の尺を伸ばす方法も取れますが、フィックス(止めて)伸ばすことになりますので、そのカットが静止画であれば可能、動画なら不自然なものになります。
以上のようにご用意いただく原稿が上記の要件に叶うかどうかが作業上のポイントになります。
尺や文字数の調整を当方で行う場合、翻訳脚色費用が発生することをご留意ください。

2)音声
通常完成したものはナレーションと音楽がミックスされていますので、翻訳言語を使い、既存の音楽だけを抜き出して使うことは出来ません。
音楽を新たに付け直すか音楽を入れないという選択になります。

3)日本語テロップ
日本語版に入っているテロップの上に翻訳テロップを載せる事になると思いますが、マットで隠した上に翻訳言語を載せるので既存テロップの入り方によっては違和感が出る場合があります。

4)使用地域(国)
DVD Video playerを使って海外で使用する場合は、当該地域や国で生産される機器で再生するためにDVDにリージョンコードという国や地域の識別信号を入れる必要があります。識別信号を入れるためにオーサリング作業が必要なので、当方で行う場合にはその費用をお考えください。
PC再生専用ならこのリージョンコードは不要です。

5)著作権
日本国内のみ許可されたライブラリーの使用など、日本語版を改作して使用する場合の権利関係に問題ないことをご確認の上進行をお願いします。

 

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