企業の映像制作「第17回 ナレーションを使わない」
第17回 テロップでナレーションを代替する
今回はテロップでナレーションを代替する方法について。
以前にあった事例ですが、どうしてもナレーションを使いたくない、テロップで表現したいというケースがありました。
ここで「これです」と実物をお見せできないので、架空の展開案を用意しました。
上がナレーションを使う場合、下がテロップで置き換えた場合です。
ナレーションを使う場合には、ナレーションに沿った映像をあてます。
テロップで代替する時は、該当カットの前にテロップを多少表現を変えて置きます。
尺(時間)はテロップを差し込む分長くなりますが、効果的な選曲を行うことで、荘厳な雰囲気が出て、ゆったりと見せたい場合には効果的だと思います。
会場の都合で音を出すことができなかったり、聞き取ることが期待できない環境ではナレーションを使わない方法は有利で、使い勝手が高いです。
またウェブの場合でも、音を使わずに表現したい動画などでもアリです。
更にナレーション関連費用(ナレーター、録音、整音)が掛からないので、費用面でのアドバンテージがあります。但し、映像だけで「読ませる」ので、編集確認(すり合わせ)の為の作業量は増えると考えるべきです。
手持ちの画像だけで構築できるので、映像素材が無い場合でも作品を作ることが可能な方法だと思います。
以上、実際のケースからお薦めできるノウハウでした。
「こんな場合はどうか」というご相談があればお気軽にお問い合わせください。
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