企業の映像制作「第15回 ハイブリッドDVDという選択」
第15回 ハイブリッドDVDという選択
映像を再生する際にテレビとDVD Video Playerが無い、PCにDVDプレーヤーが無い場合DVDが再生できません。折角つくった映像が見られない、使えないというのではすっかり台無しです。
弊社で納品する際、お客様の使われる状況を聞くようにしています。 再生機器や環境がDVDの再生可能な状況で固定されていれば良いのですが、不確定な場合にはPCで再生できるようハイブリッドDVDで納品する場合があります。
ハイブリッドとは、DVD VideoとWMVの組み合わせからこう呼んでいます。
仕組みとしては以下のようなものです。
再生側にDVD Videoを認知するデバイスがあれば、収容されているDVD Video信号を読んでDVD Videoを再生します。この際、DVD Videoにはオートスタート機能を組み込んでおきます。これはテレビ+DVD Video PlayerでもPC+DVD Videoでも同じです。
またDVD Videoを再生できない場合はメディアファイルとして開き、収容ファイルであるWMVを再生します。企業でお使いになるPCは殆どがWindowsなので、WMVが再生不可という事はこれまで未経験です。
要するにメディアにファイルとしてダブルスタンバイしておくという事です。複製する場合でもDVD-Rの複製としてDVD Videoだけの複製と同じ金額で出来るのでハイブリッド盤対応に損はありません。*原版制作費が若干異なります
是非参考にしていただきたいと思います。