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企業の映像制作「第5回法人向け営業ツール2」

第5回 法人向け営業ツール 〜何を伝えれば良いのか:その2

企業が企業向け( B to B )に営業・セールス用で映像を使う場合、その続きです。

その1では「具体的に訴求できる要素毎に切り分けて分かりやすく伝える」事を紹介しました。

それでは訴求できる要素や内容とは何でしょう。
それはあなた(企業)が言いたいことではなく、対象者が知りたい事だと思います。

対象者が強い興味や関心を持つテーマ(問題)に対して

  • あなた(企業)がどういった解決策を示す事が出来るのか
  • どういった解決策の実績があるのか
  • 対象者にあなた(企業)の商品やサービスがどんな価値をもたらし、役に立てるのか


大切なのは

  1. 対象者がその視点で考えられる
  2. 対象者の思考で理解を進められる事であり
  3. その先にあなた(企業)の商品やサービスが存在する
という流れだと思っています。

ですからあなた(企業)の商品やサービスありきという流れでは結果「訴求できる」ものになりにくいということになってしまいます。

前回ご紹介した下記の項目でも< >内の要素が必要でしょう。

  • 類似する対象者の価値向上に貢献した>具体的な事例
  • 対象者に可能性を抱かせるような>強みを象徴するエピソード
  • 対象者が強い興味や関心を持つ>今(成果物)に至る経緯
  • 対象者が本当に知りたい>微妙なニュアンスを伝える声
  • 対象者の共感を得る>企業の背骨のようなDNA的スピリッツ
  • 対象者の問題解決への貢献>数々の実績
  • 対象者の利益になる>他社を凌ぐ商品(サービス)力


「言いたい事は言う」「強調したい点はしつこいくらい強調したい」かもしれませんが、その前に訴求する対象者が「どう思うか」「本当に知りたい事なのか」について考えを巡らせてみて下さい。

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