映像・コンテンツ制作会社メイクス 企業の映像・DVD・動画・ウェブコンテンツ制作とコンサルティング

企業の映像制作「第4回 映像が果たす役割」

第4回 映像が果たす役割 〜最近の傾向〜

今回は「企業の映像が果たす役割、最近の傾向」について。

映像が果たす役割では「理解される」に加えて、「共感を得る」「行動を促す」という役割が増していると思います。

印刷物やパワーポイントでは機能や概要といった特徴説明は得意ですが、対象者の心に訴求する事は容易くありません。
視聴対象者にすれば機能や概要が理解できても感情を刺激されない情報には、説得力に欠けるという印象が残ります。

感情を刺激する、説得力があるものというのは、概念や想いに対して、又は経験に対して共感を持ってもらう事です。
概念や想いは抽象的であり表現しづらいものであり、経験を表現するのも心象風景を想起させる(経験を分かりやすく伝え、共有する)のは困難という面があります。

これらを映像で表現する事で、伝えにくい内容を伝え「理解を促し」「共感を得」「行動を促す」という事例が増していると感じます。


メイクスで最近制作したものから例を挙げてみました。

  • 住み良いまちにしたいとの想いを地権者から住民に伝え、環境への配慮を促す
  • CSRへの理解と自分達(職場単位)の行うべきCSRとは何かを考え行動を促す
  • 部署の垣根を無くし、多様な職務の相互理解と業務本来の目的を再認識させる
  • 製品開発プロセスを敢えてユーザーに明らかにし顧客志向を開示、共感を得る


今を表すキーワードとして「カスタマイズ」「自分らしくある」が挙げられます。

一人ひとりの志向に向き合うには、機能や特徴といった無機質なものではなく、企業の心根というようなもの・思いが伝わることが必要になっています。


映像は印刷物等に対して、リッチメディアといわれます。
映像にしかできない事をきちんと選択してその役割を明確にする事が大切だと思います。
表現がリッチな映像を企業活動に使いこなし、あなた(の企業)の思いや心根を存分に伝えていただきたいと思います。


▲このページのトップに戻る