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2007年01月 アーカイブ

2007年01月09日

TOPICS

見込み客の不安や疑問を解消!

強力な後押しが売上に繋がる!

営業ツール映像パック「兼愛交利」始めました!

toolimg

貴社の商品、サービスをご利用中のお客様の事例を通じて、見込み客が知りたい情報を映像で伝える営業ツールです。
お客様の状況、選んだ理由、効果、感想などをレポート、貴社の見込み客の決断を強力に後押し、申し込み・成約に導きます。
見込み客の購入や売上拡大も大切ですが、既存客の選択が見込み客の利益になるよう、貴社と既存顧客そして見込み顧客が貴社の商品やサービスを核に

「広い愛で利益を与え合いましょう」「良い繋がりを広げましょう」というご提案です。(詳しくはこちらから

 

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企業の映像制作

企業の皆さまが効果的に映像をつくって発信、活用するヒントとなるよう、制作事例から得た感想を個別具体名称を除いて公開しています。以下よりクリックしてください。

海外ロケで注意すること

撮影スタジオ探し

グローバルで使い易い映像

イベント用映像制作

妥当な制作費とは

再生環境が大切

映像の組み立て

映像が果す役割

法人向け営業ツールその1その2

DVDかWMV CDか

シンプルな目的設定

重宝する映像

分かりやすさの試験

限られた予算で良いものを

記憶に残し効果を上げる

企画競合

MA・整音のこと

変化する依頼内容

ハイブリッドDVDという選択

不可避な音声

ナレーションを使わない

 

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ちょっとした課題解決

映像制作からちょっと外れるけれど、小技や手法についてご紹介しています。

以下よりクリックしてください。

チャプター機能

コストダウン

ローコストへの対応

ナレーション録音

 

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2007年01月10日

企業の映像制作「第1回 妥当な制作費とは」

第1回 妥当な制作費とは

企業のご担当者向けに制作者側から知っておいていただきたい、
或いは企業側が気になりつつも あやふやな情報にとどまっている、
と思うことをご紹介していきます。

今回は費用、映像制作費って一体いくら位が妥当なのか、について。

用途や制作規模により本当にまちまちです。
また幾ら以上でないといけないというものでもありません(数万円では無理ですが)。
その事が一層分かりにくくしていると思いますが、逆に条件 付けが一切無いのに「○○万円ポッキリで制作!」というのも要注意です。

はっきり言います。
制作に関わる人間が携わる時間分の生活費はどうしたってかかりますし、 使われる放送用機材やスペースの費用はお高いです。
効果的な制作費にしようとする場合に必要 なことは、映像にする内容を吟味し、手段としてピンポイントで目的を果たすことだと思います。

例えば一番割高になるケースはものすごくおおざっぱに、何でもかんでも映像化する場合です。
目的が絞られていないと、手段としての映像もあやふやな内容にならざるを得ません。
あれもこ れもでは幕の内弁当のように総花的になり、結果高いものになっていきます。
こういう場合出来 上がったものは往々にして「何を言いたいのかよく分からない」という評価になります。

効果的なのは、

  1. 目的がはっきりと絞られている
  2. そのための表現方法を内容面と金額面両方で良 く吟味する
  3. 準備(目的と手段:表現方法検討)段階で十分な検討を重ねる
  4. 映像以外の手段 (例えばPC資料による説明)を組み合わせる
  5. 映像の役割を絞る、映像でしか出来ないことに とどめる

といった点検をすることです。(後述するようにこれがなかなか出来ないことが多く、 コストアップになる場合が多々あります。)

映像は、シナリオ、撮影、出演、ナレーション、音楽、テロップやフリップ、CG等で表現 (演出)していきます。
これらもその目的に応じて「今回はナレーション重視で」や「出演者 メインで」というような演出のメリハリ、特徴付けが行われます。

その際にP(プロデューサー :責任者)が予算と目的に叶った組み立てをし、極力条件内に収めようとします。これが準備(目的と手段:表現方法検討)段階で重要な部分になります。
この際難しいのは「上がり(完成)が想像できるかどうか」です。
制作側は企画書(シナリオ) 上にある文字を映像化、イメージしていますが、発注側(企業)は殆どイメージが出来ない (例外はあります)ことです。

要は「どんな感じ・全体感」になるのかが見えないので、企画 (シナリオ)の善し悪しの判断を下せず、保険をかける(社内からクレームが出ないようにする) 内容が追加されることがあります。(プロではないので当然と言えば当然ですが)
前述した 「なかなか出来ない」というのが内容の絞り込み=制作費の絞り込みなんです。


長くなりましたが、今回のテーマ「映像制作費って一体いくら位が妥当なのか」の具体的金額の 提示は出来ませんでしたが、ポイントは幾らかでもご理解いただけたでしょうか。

あなた(の企業) が提示可能な金額で、内容の絞り込みを十分検討した内容ならば、それが妥当な金額と言えると思 います。
制作費は近年より厳しくなっています。厳しい条件の中でも何とかはまるように内容を絞り込むの には、高いスキルが必要です。
ローコストで制作をする場合には特に細心の注意を注ぐようにして います。

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2007年01月25日

企業の映像制作「第2回 再生環境」

第2回 再生環境

映像を取り巻く環境の変化が著しいですね。

そこで皆さまに知っておいて戴きたい事を制作者の立場からお伝えしていきます。

その2として今回は「映像の再生環境」についてご紹介します。

制作した映像を再生する場合、企業ではDVDにしてPCで再生する場合が多いと思います。
それも殆どの企業様で、Windows PCでの再生が一般的です。
しかし、DVDの再生 (正確にはWindows PCで再生)には、ちょっとした問題があります。

  • あまり奇麗では無い
  • 画面を拡大すると粗れ方がひどい
  • スムースな再生が出来ない

というご経験はありませんか。

せっかくお金をかけてつくったものが綺麗に再生されないのはとても残念であり、 お客さまにとっては納品されたメディアが全てであり、見過ごせない問題です。

私たちはこのアウトプットを重要視してきました。
企業の映像制作では、再生環境や 使われる条件が異なるため、ひとつひとつ異なる条件に適した制作であることがとても 大切だと思います。

DVD Video Playerで再生、テレビモニターで視聴する場合とPCで再生する場合では 見え方が異なります。テレビでは走査線の数など、様々な基準が決まっているので、 再生は一定の基準になりますが、PCはサイズが可変で色の再現性、スムースさなど 再生状態が一定ではありません。
Windows PCに入っているDVD Playerとの相性もある ようですが、分かりにくくしているのがPCの中身です。CPUや映像処理をする機能が様々 ということです。

「DVDなんだから綺麗」という先入観があるようですが、最近『?』が出てきたように思います。

企業で使われる仕事用のPCでDVDは再生可能だが最適ではない、というのが私の考えです。
ですのでDVD VideoとWMV ( Windows Media Video ) 、2つのファイルを収容した ハイブリッドDVDというご提案をするようにしています。

WMVというとインターネットの ストリーミング用ファイルというイメージがありますが、ストリーミング用とは逆にサイズを 大きく、ビットレートを高く、画質優先でコーディックします。
Win PCでは少なくともDVDと同等、綺麗に再生できる場合が殆どです。

15分の4:3 SDの映像の場合、DVDの容量は約770MB、WMVは約400MBでした。 WMVだけならCD-Rに入ってしまう容量です。


今回の結論:
「つくった映像をやみくもにDVDにするのは要注意!」
「使用条件をよく吟味してメディア(アウトプット)を決めましょう!」

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